2023.11.1付で、『SOERU &…
『SOERU – 添えるデザイン』として独立しました。
2023.11.1付で、『SOERU – 添えるデザイン』という屋号を掲げデザイナーとして独立しました。
夏に会社を辞めて色々準備をしていましたが、やっと正式にご報告ができます。
屋号には、「デザインで力を“添える”」という想いと、「自分の携わったデザインが長くその人に“寄り添い続ける”存在になってほしい」という願いを込めています。
これは、デザインを生業とする上での私自身の理念です。今までの経験の中で色々なことを考えてきた末に生まれた想いです。
仕事内容は、『ロゴデザインを軸としたブランドデザインの展開』として、ブランディングデザインをメイン事業としていきます。
もちろん、Webデザインやグラフィックデザイン、映像制作など、ツール単体のご依頼もお引き受けしていきます。
大切にしているのは、デザインの制作領域ではなく「課題解決」や「目的達成」のために必要なモノゴトを一緒に考え、つくることです。
さまざまな事業やプロジェクトに関わっていきたいと思っています!
ぜひお仕事のご相談、お待ちしております!
なぜ独立するのか。
新卒で勤めた建築系の会社を辞め、デザイナーに転向して今月でちょうど丸11年。今まで、大手メーカーから個人事業主まで、企業規模を問わず様々な業種のお客さんとお仕事をさせていただきました。
勤めた会社でのポジションやその時のキャリアステージによって、企業のブランディングを担当したり、はたまた末端の単純作業員として働いたり、デザインの制作領域も幅広く経験してきました。
わかりやすく、“段階的な成長”を続けてきたと思います。
そんな経験の中で強く思っていたのは、『自分の携わったデザインが長く人を支えるモノであってほしい』。
原体験は、11年前に友人の独立のお手伝いとしてロゴデザインやWebサイトをつくったこと。
友人と一緒に夜な夜な会話を続け、独立に対する強い想いを何度も聞き、他社との差異点を整理しながらカタチにしていく。その時間の中で、衣装的にデザインをするのではなく、事業を理解した上でちゃんと“機能する道具”をつくるという感覚を覚えました。
開業後も順調に結果を出す友人の姿を見ていて、『自分がデザインでやりたいことの本質はこれだ』と、道を定めたのをよく覚えています。
それから11年間、色々な経験をしてきてもその考えは変わりませんでした。
その反面、組織として当時のような働き方をすると、仕事として成り立たない現実も目の当たりにしました。
在籍地を固定してしまうと、デザインが提供できない人や参加できないプロジェクト、コミュニティなどがあるな…と、以前から思っていました。
もしかすると、自分の力不足なだけかもしれません。
ただ、行動できない理由を周りの環境や人のせいにして言い訳する自分にも腹が立つ。なら、自己責任で1人でやってみては?と、素直に思うわけです。
やりたいことがたくさんあります。
考え方や価値感に共感し合える人や自分を求めてくれる人と楽しく仕事をしながら生きていきたい。
そんな思いから独立することを決めました。
デザイナーになった頃から、「いつかは自分も独立!」と思ったり「今の会社で将来のキャリアを考えよう!」と思ったり、何年も紆余曲折していましたが、結局…強い願望と好奇心には抗えないですね。
これからも引き続き、よろしくお願いいたします。